【暮らすように旅する上海⑤】素材の旨みを味わう、ちょっと贅沢な中国料理

せっかく上海に来たんだから、高級な中国料理も食べてみたい!今回は、そう思って訪れたお店のちょっと贅沢な料理をご紹介します。

どれも素材の旨みがいきていて、優しい味わい。「中国料理は味が濃くて、脂っこい」は、私の思い込みだったことがわかりました。

裕興記 静安寺店|一度は食べたい旨みたっぷりの蟹味噌麺

裕興記は、上海市内に複数の店舗がある人気店。なかでも、私が訪れた静安寺駅近くのお店は、高級な雰囲気が漂っていました。別の日に外灘にあるお店にも行ったのですが、そこはカジュアルな雰囲気だったので、お店ごとにコンセプトが違うのかもしれません。

静安寺店でいただいた蟹味噌麺のセットメニューは、思わず声が出るほど豪華!店員さんがテーブルにきて蟹味噌のソースと麺を手際よく混ぜてくれました。混ぜ方にもコツがありそうです。

舌の上に広がる蟹の旨みは、一度食べると忘れられません。


パークハイアット上海 メインダイニング|感動体験を味わえる、見た目も美しい料理の数々

パークハイアット上海の高層階にあるメインダイニングで、夫と一緒にちょっと贅沢なランチ。あいにくこの日は雨でしたが、窓から眺める”雨の上海”もなかなか風情がありました。

料理は、ひと皿ひと皿、思わず感動の声がでてしまうほど繊細な盛り付け。味わいは上品で、まさに目と舌で楽しむ体験でした。

まずは、野菜やハムをライスペーパーで包んだ一口サイズの前菜。後ろにあるのはセロリのサラダ。どちらも芸術的。味も優しくてホッとします。

続いては、蒸し鶏のうえに香草ソースがたっぷりかかった一品。このソースは絶品でした!

次も肉料理、牛ヒレ肉のブラックペッパーソース。見た目は重そうなのに、肉はとっても柔らかで、ニンニクと胡椒の香りが食欲をそそります。

そして魚料理、ハタの蒸し物。シンプルな料理ですが、醤油ベースのソースがハタの旨みを引き出してくれます。

最後は肉まん・・・かと思ったら、具は青菜を炒めたものでした。もうおなかいっぱいで食べれない!と思っていたのに、これは別腹でした。

ほかにも魚介のスープ、青菜の炒めものなど何品かいただきました。上海での一番の感動体験は、目と舌で味わったここでの食事かもしれません。


日常から一歩踏み出して、ちょっと贅沢な空間で過ごすひとときは、それだけで特別な思い出。写真を見返すと、感動がよみがえってきます。

”暮らすように旅する上海” ――ここまでおつき合いいただき、ありがとうございます!

次回は、いよいよ最終回。旅を楽しむために出発前に準備したことや、実際に行ってみて感じたことなどをお伝えします。

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