どうしても行きたかった「ヒルマ・アフ・クリント展」
梅雨入りしたばかりの雨模様の日、ちょっと億劫だなあと思いながらも、東京・竹橋にある「東京国立近代美術館」に出かけていきました。というのも、この展覧会はもうすぐ終わってしまう。この日をのがすと、行けるタイミングがないんです。
雨のなか、がんばって行ってよかった!
これまで経験したことのない、神秘的で独特な世界観にひたることができました。
ヒルマ・アフ・クリント展
会期:2025年3月4日–2025年6月15日
会場:東京国立近代美術館
はじめて知ったヒルマ・アフ・クリントのこと
これまでヒルマ・アフ・クリントという画家のことは何も知りませんでした。この展覧会に行こうと思ったのは、この画家に興味があったわけではなく、FacebookやInstagramで流れてきたこの展覧会の広告が目をひいたから。
そこで展覧会に行く前に、少し調べてみました。
- ヒルマ・アフ・クリント(1862〜1944)はスウェーデン出身の画家
- 神秘主義に傾倒し、アカデミックな絵画とは異なる抽象表現を生み出す
- 彼女が残した1,000点を超える作品群は、長らく限られた人たちしか知らなかった
- 2013年ストックホルム美術館で開催された個展をきっかけに、急速に再評価が高まる
- 近年は「抽象画家の先駆者」として世界的にブレイクしている
この画家に関する記事をいくつか読んでいるうちに、興味が高まってきました。

独特な世界観に引き込まれる
展覧会では約140点の作品が展示されていました。これまでほとんど展示されることのなかった作品とのことです。どの作品も独特な世界観があり、「いつまでもみていたい」と思わせれくれます。
すべての作品が写真撮影OKだったのですが、どれも心ひかれ、たくさん撮影してしまいました。



特に、作品群「神殿のための絵画」のなかの、高さ3メートルを超える10の絵画が圧巻でした。作品をかこむようにベンチが設置されていて、みなさんひとつひとつの絵画を座ってゆっくり鑑賞されていました。私もここでゆっくり時間を過ごしました。絵画に引き込まれる感覚が、なんとも神秘的で心地よかったです。
次にヒルマ・アフ・クリントの作品をみる機会は、ずっと先になるかもしれません。またこの神秘的で独特な世界観にひたってみたいなぁ。
美術館巡りは好きですが、美術についてそんなに詳しいわけではなく、作品についてうまく語れないのが残念です。興味のある方は、展覧会の公式サイトをみてくださいね。
ヒルマ・アフ・クリント展公式サイト
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