都会のオアシス、アーティゾン美術館。アートと食が融合する時間

京橋駅からほど近く、東京駅からも徒歩5分。
東京の中心にありながら、静かで洗練された空気が流れるアーティゾン美術館

私はこの美術館が大好きで、何度も訪れています。

アーティゾン美術館の魅力

アーティゾン(ARTIZON)とは、アート(Art)とホライゾン(Horizon)を組み合わせた造語で、「アートの地平を切り開く」という意味が込められているそうです。未来志向の姿勢が感じられて、私はこのネーミングにも惹かれました。

もともとは1952年に「ブリヂストン美術館」として開館し、2020年に現在の名称・施設へとリニューアルオープン。古代美術から現代美術まで幅広いアートを収蔵しながら、国内外の注目展を次々と開催しています。広々とした展示室に、ゆったりと作品を楽しめる贅沢な空間設計も、魅力のひとつです。

伝統と現代が交差する「彼女たちのアボリジナルアート」展

今回私が訪れたのは、現在開催中の「彼女たちのアボリジナルアート」展。オーストラリア先住民族アボリジナルの女性作家に焦点をあてた展覧会です。

作品は、土、植物、樹脂、アクリル絵の具など、さまざまな素材が使われています。伝統的な神話や風景を描きながらも、手法はとても自由で現代的。その融合が新鮮で、見ていてワクワクしました。

ノンギルンガ・マラウィリ 「ボルング」
マリィ・クラーク 「ボッサムスキン・クローク」
マーディディンキンガーティー・ジュワンダ・サリー・ガボリ 「バラマナンディの物語、マッケンジー川にて」  

彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術
会期:2025年6月24日 – 9月21日
会場:アーティゾン美術館
公式サイト:彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術


アーティゾンカフェで、アートな料理を

展覧会の余韻を味わいながら、館内のアーティゾン カフェへ。

全面ガラス張りで自然光がたっぷり入り、京橋の街並みを眺めながらのんびりと過ごせます。

今回いただいたのは、前菜・主菜・プチデザート・ドリンクのランチコース。味は本格的で、季節の食材を丁寧に生かしたやさしい料理。そして、まるでひと皿ごとがアート作品のよう。

前菜は5種類のなかから、アボカドとココナッツのムース 新緑野菜のマリネを。アルコールが飲みたくなり、スパークリングワインもオーダーしました。

主菜は、パスタ、リゾット、魚料理、肉料理など8種類のなかから、タコと唐辛子のブッタネスカを。

続いて、プチデザートとコーヒー。私にはちょうどよかったのですが、もっとボリュームのあるスイーツが食べたい方は、料金をプラスしてオーダーすることもできます。

目と舌でじっくり堪能できる、至福のランチタイムでした。


アーティゾン美術館は、展覧会もカフェも、いつも丁寧に作りこまれていて、訪れるたびにワクワクします。

美術館巡りが好きな方にも、アート初心者の方にも、おすすめの美術館です。


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