9月に夫が海外赴任から帰任し、私のひとり暮らしも終わりを迎えました。
3年前ひとり暮らしがはじまるときは、いろいろと不安も。家のなかで会話する人がいなくなるとか、病気になったときに心細いんじゃないか、とか…。でもはじまってしまうと、ひとりの気ままな生活をそれなりに楽しむことができました。
そこで、3年間のひとり暮らしで楽しかったことを振り返ってみようと思います。
ひとり旅の達人になった⁉
楽しかったことのトップは、ひとり旅でしょうか。
以前は夫婦でよく旅をしていました。ひとり旅も何度か経験はありましたが、やっぱりふたりのほうが、会話ができて楽しいなあと思っていました。
夫が海外に行ってしまい、旅の機会が減ってしまう…。それはイヤだ!と思い、ひとり旅を工夫しながら楽しむことに。
3年間のひとり旅を振り返ると…
2022年10月 京都
カフェと器のお店を巡りました。お気に入りの寺院「青蓮院」でゆったり庭園鑑賞も。

2023年4月 金沢
雰囲気のある茶屋街や武家屋敷跡を散策。モダンな建築の金沢21世紀美術館にも。

2023年11月 倉敷
趣のある倉敷美観地区を散策。歴史ある大原美術館にも。

2024年9月 函館・青森
函館では異国情緒漂う港や坂道を散策。函館山からの夜景も楽しみました。青森では青森県立美術館へ。

2025年1月 神戸・広島
神戸ルミナリエ、美しかった!広島は平和記念公園へ。はじめてみる原爆ドームに、いろいろな思いが。

2025年3月 盛岡
ノスタルジックな雰囲気のある盛岡の街をゆったり散策。盛岡冷麺も食べました。美味しかったな~。

2025年7月 京都
下鴨神社のみたらしまつりへ。京都市京セラ美術館で草間彌生展も楽しみました。

振り返ると、どの旅も楽しい思い出ばかりです。私は雰囲気のある街を散策することや、美術館でアートを鑑賞することが好きなんだなあと、あらためて自覚したり。
そして、ひとり旅の楽しみ方も上達したような気が。たとえば、次のようなことを心がけるようになりました。
- ひとりで寛げる飲食店を事前にリサーチし、予約する
- 有名観光地にこだわらず、関心のある場所に足を運ぶ
- あれもこれも欲張らずに、ゆったりとしたスケジュールで動く
これからはまた夫婦ふたりの旅が増えそうですが、時々はひとり旅も楽しみたいと思っています。
料理のレパートリーが増えた⁉
もうひとつ楽しかったこと。それは料理です。
夫が海外に単身赴任する前、わが家の食事はほぼ毎日夫がつくっていました。
料理が趣味の夫。すすんでキッチンにたち、工夫を凝らした食事をつくる。10年以上前から、それが我が家のあたり前。
この話をすると、ほとんどの方に(女性限定ですが)、「羨ましい~!」と言われます。私もありがたいなあと思って、夫に感謝していたのですが…。その夫が不在になる。
娘からは「お母さん、食事どうするの。大丈夫?」と心配される始末(汗)
夫も心配だったのか、YouTubeのおすすめ料理チャンネルを教えてくれました。
40代の頃までは料理をしていたので、自分の食事くらいはなんとかなると思っていましたが、せっかくなのでこの機会にYouTubeを活用してレパートリーを増やそうと思いました。
よく参考にしたのは”Aosトラットリア〜青池のオッティモな食卓”。
”日本の旬の食材を使って、 美味しいイタリアンを作る”をコンセプトに、家庭で簡単につくれるイタリア料理を紹介してくれるチャンネルです。
特にパスタのレシピが充実していて、パスタ好きの私のやる気を引き出してくれました。
「美味しくできたなあ」と思うパスタをいくつかご紹介します。




どのパスタもとても美味しくできて、やればできる!と自信も持てました。
さて、夫が帰任し、これからの我が家の食卓はどうなるのか。
平日、夫は都内まで出勤。家で食事するのは朝食だけです。家にいる私が朝はふたり分、昼・夜はひとり分だけつくります。
そして休日は、3食とも夫がつくってくれるそう。夫の料理のほうが美味しいんですよね~。豊かな食生活が戻ってきて、嬉しいです!
不安からはじまったひとり暮らしですが、振り返ると楽しいことがたくさん。ひとり旅や料理のことだけでなく、住まいの空間を自由に使えたことや、テレビをひとり占めできたことなども、ちょっと嬉しかった。
一方で、家の空気が寒いように感じたり、小さなできごとことに不安を感じたり、会話がないのでひとり言が増えたり…。ひとり暮らしも楽しいけれど、やっぱり夫と一緒の暮らしがいいなあと思いました。
これからは、それぞれの自由な時間も大切にしながら、夫婦ふたりの生活を楽しもうと思います。
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