今から4年前、60代になってすぐの頃。
「株式投資やってみよう!」と思うきっかけがありました。
美容室でたまたま手にとった雑誌の「50代からの投資」に関する記事。
(雑誌は「エクラ」だったような…。記事のタイトルは、はっきり覚えてなくて…)
その記事に、「50代からの株式投資は、配当金や株主優待を楽しむのがおすすめ」といったことが書かれていました。
もう50代は過ぎてしまい、60代になっていましたが、自分ごととして真剣に読みました。
そして、「なるほど!」と。
※記事の詳細は覚えていなくて、記憶をたどって書いています。実際の記事と表現の違いがあるかもしれません。その点はご了承ください。
30代で投資デビューするも…
私の投資デビューは30代後半。はじめて投資信託を購入しました。
基準価額の動きを見ながら、買ったり、売ったり、スイッチング(他の投資信託への乗り換え)したり。
利益がでたときは楽しい。でも、当然損失がでることも。
そのうち、一喜一憂する自分に疲れてしまいました。
「投資って、私には向かないな~」
そう思って、その後は投資から遠ざかっていました。
投資とは、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うもの。
そう思い込んでいたんですね。
50代になって、資産運用を真剣に考えはじめた
50代になって、子供たちが独立すると、家計に余裕がでてきました。
本格的に老後資金を貯めようと思い始めたのですが、銀行に預けても金利はわずか。
そこで、あらためて資産運用について、ネットや書籍で情報収集。
まずはリスクの低い国債から。10年満期の変動金利型国債を購入しました。
その後、インデックス型の投資信託を購入。
2020年からは、つみたてNISAも活用しはじめました。
国債もインデックス型投資信託も、長期保有が前提。
価額の動きに一喜一憂することはありませんでした。
それからしばらくして、冒頭でお伝えした雑誌の記事に出会います。
雑誌の記事から学んだこと
雑誌に書かれていたこと。
具体的な文章までは覚えていないのですが、次のような内容でした。
・50代からの株式投資は、キャピタルゲインを狙って、一喜一憂するのはおすすめしない
・それよりも、長期保有を前提として、インカムゲインを楽しむのがおすすめ
・株式投資のインカムゲインとは、配当金や株主優待
・業績が安定している高配当の企業を選べば、安心して配当金や株主優待を楽しめる
・株価が下がっても、配当金や株主優待を合算すれば、大きな損失につながるリスクは低い
株式投資は値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うものだと思い込んで私には、「目からウロコ!」でした。
インカムゲイン!?
配当金や株主優待を受け取れるって、楽しそう!
早くはじめたい気持ちでいっぱいになりました。
株式投資を楽しむために、心がけていること
それから、気になる企業の配当金や株主優待がを調べ、株式投資をはじめました。
はじめたばかりのころは、どうしても株価の動きが気になってしまう。
そこで自分なりに、一喜一憂せずに株式投資を楽しむため、心がけることを決めました。
・株式投資の上限は300万円までにする
・1銘柄に投資する金額は、100万円を超えないようにする
・身近で親しみが持てる企業に投資する
・業界を分散させる
・インカムゲインが目的であることを忘れない
300万円、100万円など、具体的な数値でルールを決めておくと、迷わなくていいですね。
この心がけで、現在は7銘柄に投資し、配当金や株主優待を楽しんでいます。
もうすぐ年金生活がはじまりますが、配当金と株主優待は暮らしの潤いになりそう。
あのとき株式投資をはじめて、本当に良かった!
今回は、60代の私が株式投資をはじめたきっかと、楽しむために心がけていることをお伝えしました。
投資している銘柄や、具体的な配当金・株主優待については、また今度。
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