夏の京都、1泊2日ひとり旅③ 町家カフェで始まる朝。アートと器との出会い

そうだ京都、行こう!
急に思い立ってでかけた、1泊2日のひとり旅。

前回までは、1日目のはなし。
夏の京都、1泊2日ひとり旅① 駅ナカで和スイーツ。夕暮れから一乗寺へ
夏の京都、1泊2日ひとり旅② 下鴨神社で涼と祈り。夜はフレンチ酒場で

2日目は、町家カフェのモーニングから始まります。

静かな京都の朝、町家カフェで一日がはじまる

まだ人通りも少ない時間。地下鉄に乗って、小川珈琲 境町錦店へ向かいました。

京町家を改装したお店は、とても趣があり落ち着いた雰囲気。

自家焙煎の深みのある珈琲。大きめのカップにたっぷり。

中庭の景色にも癒されます。

オーダーしたのは、炭火焼きトーストとサラダのセット

香ばしいトーストに糀バター。さわやかなサラダ。ひとりの静かな朝にぴったりでした。

まわりを見渡すと、もっとボリュームのあるモーニングセットを食べている人が多い。

私も心ひかれましたが、この日は早い時間にランチをとる予定…。気持ちをおさえて、軽めに。

次に訪れたときは、卵料理やソーセージのモーニングを食べてみたいと思いました。


ホテルで小休憩。移動はタクシー?地下鉄?

いったんホテルに戻って少し休憩し、チェックアウト。荷物はホテルに預けました。

次の目的地は、京セラ美術館です。

「少しぐらい贅沢してもいいか」と思ってタクシーに乗ったのですが、まさかの渋滞…。到着まで思った以上に時間がかかってしまい、「地下鉄にすればよかったかも」とちょっと反省。

でも、観光地らしい景色を車窓から眺める時間も、悪くありませんでした。


京セラ美術館で草間彌生の世界に触れる

京セラ美術館では、ちょうど草間彌生展が開催中。

実物を見るのは初めてだったのですが、想像以上のエネルギーと存在感に圧倒されました。

反復する水玉や網目、独特な色彩、不思議な形。一見ポップなのに、どこか祈りや魂のようなものも感じられて…。

「唯一無二」とはまさにこのこと。目も心もくぎづけになりました。

この展覧会のためだけに京都に行く。それも十分に価値があるなあと思いました。

草間彌生 版画の世界―反復と増殖―
会期:2025年4月25日-2025年9月7日
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
草間彌生 版画の世界 -反復と増殖- 公式サイト

鑑賞のあとは、美術館併設のカフェでランチ。

京の素材をふんだんに使ったワンプレートランチは、見た目も美しくて味もやさしい。

ゆったりとした空間で、アートの余韻にひたりながら、心まで満たされるような食事でした。


essence kyotoで出会った器

美術館から歩いて5分ほどのところにある、essence kyotoという器のお店にも立ち寄りました。

静かな通り沿いにたたずむその空間には、素敵な器が並んでいて、まるでギャラリーのよう。

そこで出会ったのが、安藤由香さんのカップ。

やわらかな色合いと、素朴だけど洗練されたフォルムに心を奪われました。

選んだのは、中段にあるグレーのカップ。おうちカフェが、ちょっと特別な時間になりそうです。

このあとは、地下鉄東山駅から京都駅へ。

ホテルで荷物を引き取って、新幹線で帰途につきました。


ひとりで過ごす京都の1泊2日。

大きな観光地はめぐらなかったけれど、本、アート、器、グルメ、そして心に残る景色との出会いがありました。

また季節を変えて訪れたいと思います。

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