50代のリノベーション(3LDK→1LDK)|①夫婦ふたりのゆったり空間

今から10年以上前のはなしです。
夫55歳、わたし52歳のときに、築19年のマンションをリノベーションしました。

きっかけは娘たちの独立。夫婦ふたりの生活がはじまったので、リタイア後を見据え、住まいを見直そうということに。

夫は、リタイア後は自然豊かなところで暮らしたいという思いもあったようですが…。いつリタイアするか、見通しはたたず。

いま住んでいるマンションをリノベーションするのが現実的だよね」ということになりました。

当時を振り返り、わが家のリノベーションをご紹介します。

間取りはどう変わった?――3LDKを1LDKに

ずっと夢見ていたこと。開放感のある空間でゆったり暮らすこと。それを実現したいと思い、3LDKの間取りを思い切って1LDKに!

担当のプランナーさんに伝えた要望は、「寝室は最小限の広さでいいから、できるだけLDKを広くしたい」ということ。ほかには、「動線を効率化したい」「収納を充実させたい」なども。

実際の間取りの変化です。

間取り

和室を取り込み、キッチンも一体にしたLDKは、約20畳の広さ。夫婦ふたりでゆったりと過ごせる空間が実現しました。動線も効率化され、収納も十分です。

今回は、夫婦ふたりがゆったり寛げるLDKをご紹介します。


自然素材を使った、温もりのあるリビング・ダイニング

リノベーションするなら、自然素材を使って、温もりのあるインテリアにしたいと思っていました。予算的に無理かもと思っていのたですが、自然素材のなかでもお手頃価格のものをご提案いただき、実現することができました。

リビング
ダイニング

床は、無垢材のなかでも比較的安価なフレンチパインのフローリング。長年使っているパイン材のダイニングテーブルと色合いをあわせて、塗装してもらいました。

壁は、珪藻土を含む「テラ・デコール」という壁材で、雰囲気のある塗り壁に仕上げてもらいました。夫のアイデアで、一面だけモルタルにしたのですが、これが大成功!とってもおしゃれな空間に。

写真が趣味の夫。モルタルの壁にピクチャーレールをとりつけてもらい、自分で撮った写真を飾っています。

リビングには、足場板を使った飾り棚も。私のお気に入りのインテリア小物などを飾っています。

ほかにも、ドアを床にあわせてパイン材にしたり、照明スイッチをシンプルな形状のものにしたり、カーテンレールをアイアンにしたりと、ナチュラルで温もりのある雰囲気になるよう工夫しました。


料理がもっと楽しくなる!オープンで明るいキッチン

以前は独立型キッチン。せまくてちょっと薄暗い。新しいキッチンはオープンで、とにかく明るい!

広さも十分で、夫婦ふたりでキッチンに立っても窮屈さを感じません。

キッチン

システムキッチンは機能性を重視し、クリナップのL字型のものを。

造り付けのカップボードはカウンタータイプ。使いやすさや収納力を優先しつつも、アイアンの取っ手にするなどおしゃれさも重視。

壁はイタリア製の白いタイル床はテラコッタと、デザイン性と機能性を両立できる素材を選びました。

このキッチンで、料理をしながら、テレビをみたり会話を楽しんだり。料理好きの夫は、ますます料理が楽しくなったようです。

ダイニングキッチン
写真はリノベーション当時のもの。10年以上前なので、ふたりとも今より若い!

わが家のリノベーション。今回は夫婦ふたりがゆったり寛げるLDKをご紹介しました。

あれから10年以上。床も壁も傷がついたり、経年変化で色が変わったり。でも、無垢材のフローリングや塗り壁のそんな変化は、味わいのある雰囲気をつくりだしてくれます。年月を経て、この空間がより私たちの暮らしになじんできたような気がします。

次回は、効率的な動線や充実した収納をどう実現したか、玄関、寝室、洗面所、浴室などの写真とともにご紹介します。


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