現在「無職」の私ですが、いつかまた働くかも?
今はまだ自由な時間を楽しみたくて、「働きたい」とは思っていないのですが、その気持ちがずっと続くかどうかは自分にもわからない。
それで、ときどきは求人をみたり、セミナーに参加してみたりと、”ゆるーく”ですがアンテナをはるようにしています。
そして、たまたま見つけた「在宅ワーク」に関するセミナー。「いまどきの在宅ワークはそうなのか」と、気づくことがたくさんありました。
「在宅ワーク」の定義
参加したセミナーでは、「在宅ワーク」を次のように定義されていました。
注文者(クライアント)から業務を委託され、情報通信機器を活用して、主に自宅や自宅に準じた場所(コワーキングスペースなど)で、成果物の作成やサービスの提供を行う働き方
会社員がテレワークで働くことではなく、個人が業務委託で自宅などで働くことですね。
ただ、一般的に「在宅ワーク」というと、会社員のテレワークも含めて語られることが多いと思います。業務委託の在宅ワークは、会社員のテレワークと区別して、「自営型テレワーク」と表記されることもあるそうです。
業務委託の在宅ワークには、どんな種類があるか
今は多岐にわたる「在宅ワーク」の需要があるようです。いくつか例としてあがっていたのは、次のような業務です。

このなかで、「アノテーション」の需要が高まっているそう。
AI(人口知能)に学習させるデータの作成を行う業務とのことで、誰でもできる業務から、専門性の高い業務まで、さまざまあるようです。
具体的な例としては、ドラマ動画を確認しながら、ひとつひとつのセリフに声の種類や感情などの情報を付与する業務。これはドラマが好きな人に向いてそうですね。
それから医療関係画像に細かい注釈をつけていく業務。これはデッサン経験のある人に向いているそうです。
アノテーション、ちょっと面白そうですね! 興味がわきました。
どんな人が在宅ワークをやっているのか
一番多いのは、子育て中の女性。やっぱりそうか…。
実は、私も長女を出産後、約6年間在宅ワークをしていました。IT機器のマニュアルを翻訳する仕事です。
出産後に在宅ワークを探していて、”ダメもと”で応募した翻訳の求人。応募先は翻訳会社だったのですが、偶然にも出産前に働いていた外資系IT企業の発注先だったという。なんだか”縁”を感じました。
翻訳経験はなかったものの、製品知識があるということで、「翻訳チェッカーの仕事からはじめてみませんか」と誘っていただきました。
翻訳チェッカーは、翻訳に漏れや誤りがないか、誤字脱字がないかなどのチェックをする仕事です。正直、翻訳はハードルが高いと思っていたので、ありがたい提案でした。
その後は少しずつ翻訳の仕事も任せてもらい、長女が小学校に入学するまで続けました。今振り返っても、子育てと両立できる働き方ができて、本当に良かったと思います。
30年以上前のあの頃は、在宅ワークの選択肢は少なかったと思います。それに比べて今は、多種多様な業務があります。
そして、在宅ワークを選ぶ人は、子育て中の女性だけではなく、子育て中の男性も。それから、会社員として働きながら副業でという方も、個人事業主として在宅ワーク専業でという方も。年齢も若い方からシニアまで、本当にさまざまなようです。
在宅ワークの仕事は、どうやって探すのか
当時、私が在宅ワークの仕事を見つけたのは、新聞の求人広告。今は新聞で仕事を見つけるという人は、少ないでしょうね。
セミナーで紹介された「在宅ワーク」の探し方です。

最初は仲介業者を利用すると、トラブルの発生も少なくて安心とのことでした。
例えば、キャリア・マムという仲介業者のサイトには、在宅ワークの仕事が多数掲載されています。女性向けにはじまったサイトだそうですが、今は男性の利用も多いそう。
私はクラウドソーシングの利用に興味があったのですが、競争が激しいとの話がありました。利用するのであれば、実績を積んでからがいいかもしれませんね。大手だと、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラでしょうか。
在宅ワークに興味を持ったら
在宅ワークは、とにかく「始めることが大事」とのことで、「誰にでもできそうな」簡単な仕事からスタートするのがおすすめとの話でした。
「始めていきなりは、会社員なみの収入は得られない。実績を積み、信頼を得られるようになると、自然と仕事の依頼が増えて、収入も増えていく。」この話は、私の在宅ワーク経験を振り返ってみても、その通りだと思いました。
それから、「自分は得意なこともないしなあ」と思っている方も、いろいろな仕事を経験することで、得意なことが見つかることもあるそう。少しでも興味があれば、まずは副業としてやってみるといいかもしれませんね。
セミナーに参加して、今どきの在宅ワークは多種多様な業務があり、仕事の探し方もさまざまだということがわかりました。
シニアの在宅ワーカーも増えてきているという話があったので、もしこの先「働きたい」と思うようになったら、ひとつの選択肢として考えてみようと思います。
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