うつわの話、今回は九谷焼です。
石川県の伝統工芸「九谷焼」は、「九谷五彩」といわれる、赤・黄・緑・紫・紺青をつかった華やかな上絵付けが特徴です。華やかさのある磁器ということでは、有田焼に似ていますね。
私の出身地は、石川県のとなりの富山県。実家には九谷焼がそれなりにありました。結婚式の引き出物などでいただくことが多かったんですね。
それで、ずいぶん前のことですが、実家にある九谷焼をいくつかもらってきました。その後、自分たちで購入することもあって、いつの間にか増えていました。
今回は、そんなわが家の九谷焼をご紹介します。
実家にあった九谷焼
もう30年以上前のことです。
実家にあった、使っていない九谷焼。「欲しかったら持っていっていいよ」と言われて、いくつかもらってきました。

花柄の長角皿。これは5枚セットです。焼き魚やだし巻き玉子などによく使っています。

小さく人物が描かれている小鉢。これも5個セットです。漬物やお浸しなどにちょうどよい大きさ。

可愛いうさぎが描かれている茶碗。これは絵柄の違う茶碗が5個セットになっていたのですが、長年使っているうちに割れてしまい、いまは1つだけになってしまいました。
どれも気に入っていたんですけどね… 割れてしまって残念です。

わが家で30年以上活躍してくれている九谷焼のうつわ。食卓の様子をご紹介します。
長角皿に西京焼き、小鉢に漬物。

長角皿にだし巻き玉子と焼き野菜を。

ごはんと漬物を九谷焼に。

金沢で購入した九谷焼
続いて、自分たちで購入した九谷焼です。
はじめて購入したのは30代のころ。もうよく覚えていないのですが、金沢の兼六園近くにある九谷焼のお店だったような…
九谷焼には珍しい淡い色合いの中鉢。5個セットのものを購入したのですが、割れてしまったり、娘たちが独立するときに持っていったり。いまは1つだけになってしまいました。

このうつわは使い勝手がよく、食卓に登場する回数も多いです。
この日はなめこおろしに。

このうつわを買ったあと、しばらく九谷焼を購入することはなかったのですが…
50代になってうつわ集めが趣味になり、金沢に行くつど、九谷焼のお店を訪ねるようになりました。
珍しい漆塗りの中鉢。
長町武家屋敷跡の路地にあるうつわのお店で、夫が一目ぼれして購入したものです。

キャロットラペを盛り付けてみました。洋食にも映えます。

お正月には黒豆を。

花柄の大鉢。
これも長町武家屋敷跡のお店で購入しました。

具をたっぷりのせた素麺。麺類のほか、煮物にも使います。

夫が突然「ひとつぐらい高価な九谷焼を買おう」と言って購入した大きな角皿。確か、片町の大通り沿いにあるお店だったような…

この華やかさ、これぞ九谷焼!って感じですね。
あざやかすぎるので、普段の食卓に登場する機会は少ないのですが、大勢で食事するときに食卓を華やかにしてくれます。
シンプルな料理に映えますね!

子どもの頃から身近にあった九谷焼。その魅力がわかるようになったのは、ずいぶんと年齢を重ねてからでした。
老舗の九谷焼のお店を訪れると、煌びやかなうつわが並んでいて、買うことも、使うことも、ハードルが高いように感じます。
でも、こだわりのある小さなお店を巡っていると、日常の生活に寄り添ってくれそうな九谷焼に出会えるんですよね。
ときどき訪れる金沢で、また出会いがあれば購入したいと思っています。
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