「国立新美術館」で開催されている「ルーヴル美術館展 ルネサンス」に行ってきました。
ルーブル美術館の膨大なコレクションの中から選び抜かれた、ルネサンス期の作品たち。なかでも、レオナルド・ダ・ヴィンチの「美しきフェロニエール」には魅せられました。

「ルーヴル美術館展 ルネサンス」について
「ルーヴル美術館展 ルネサンス」では、ルーブル美術館の膨大なコレクションの中から選び抜かれたルネサンス期の約50の作品が展示されています。絵画だけでなく、彫刻、版画、素描などもあり、ルネサンス美術の世界観に浸ることができます。
撮影禁止だったため写真での紹介はできないのですが、地下鉄乃木坂駅から美術館に向かう通路に作品のポスターがありました。展示されている作品たちを少しイメージしていただけるのではないでしょうか。

印象に残った作品
印象に残った作品をいくつかご紹介します。
ヴェネツィア共和国の使節団を迎えるダマスクス総督
ヴェネツィアの画家が描いた本作は、シリアの町・ダマスクスの門の前に座る総督が、ヴェネツィア共和国の使節団を迎える様子が描かれています。その前景には町を歩く人々や動物も描かれていて、門や壁の奥にはモスクなどのイスラム教施設の建物もあります。独特な色彩で描かれる、物語を感じる絵画に惹きこまれました。
マルス、ヴィーナスとキューピッド
ランベルト・スストリス作のこの絵画は、ギリシャ神話にでてくる軍神マルスと美の女神ヴィーナスの「愛」を描いているようです。豪華なベッドに横たわるヴィーナス。足元の2羽の鳩に手を伸ばしています。その横には矢を持つキューピッドが。この矢はマルスからヴィーナスへの愛の矢でしょうか。ヴィーナスの姿が美しくて、見惚れてしまいました。
5人の天使に囲まれる聖母子
フィレンツェ・ルネサンスを代表する画家サンドロ・ボッティチェリの作品。膝に幼いイエスを抱いて座る聖母マリア。その後ろに5人の天使が描かれています。聖母マリアの優しさと強さを感じる表情、天使たちのやわらかいまなざしが印象的でした。色彩もとてもきれいです。
三美神
神話画を数多く手がけている、ドイツ・ルネサンスの巨匠ルカス・クラ―ナハ(父)の作品。ギリシャ神話の「三美神」を描いていますが、古代の女神というより現代の女性を思わせる描き方になっています。美しい女性たちの裸体に、エロティックさも感じます。
美しきフェロニエール
この展覧会の一番の見どころレオナルド・ダ・ヴィンチの「美しきフェロニエール」。
実はこの作品、いろいろと謎があるようです。
この絵のモデルは不詳なのですが、フランスの王・フランソワ1世の愛人「ラ・ベル・フェロニエール」が間違ってこのこの絵と結びつけられてしまい、この名称が定着したようです。
もともとの「美しきフェロニエール」は別の絵画で、それも会場に展示されていました。
そして、展覧会の出品リストを見ると、レオナルド・ダ・ヴィンチのこの絵画には「『女性の肖像』誤って付された別称 『美しきフェロニエール』」と書かれていました。
モデルは不詳で、絵画の名称は間違って付けられたもの――
そんな謎めいた絵画ですが、その表情やまなざしも謎めいています。
ポスターなどからは伝わりづらいのですが、実物の絵画を正面から見ると、女性がいまこちらに振り向いたような錯覚が。そして、そのまなざしは、こちらを見ているようでもあり、視線をはずしているようでもあり、不思議な感覚になります。
この「美しきフェロニエール」を正面から観るために、30分ほど並んだのですが、並んだかいがありました。静ひつな表情と神秘的なまなざし。惹きこまれる絵画でした。
美術館に向かう地下鉄通路にあった「美しきフェロニエール」のポスター。神秘的なまなざしを感じていただけるでしょうか。

美術館のカフェには、展覧会とのコラボメニューが
会場をでたあと、せっかくなので美術館2Fにあるカフェ「サロン・ド・テ ロンド」で休憩しようと思ったのですが、入り口には大勢の人が並んでいて諦めました。

展覧会とコラボした特別ケーキセットがあって、食べてみたかったんですけどね。

1Fにもカフェがあるのですが、こちらも賑わってますね。

3Fには、レストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」があります。こちらも入り口に長い列ができていました。

ここにも特別メニューがありました。美味しそうですね~

国立新美術館を訪れるのは三度目ですが、まだカフェやレストランを利用したことがありません。次に訪れるときには、ぜひ利用したいと思います。
印象深いルネサンス美術にふれることができる「ルーヴル美術館展 ルネサンス」。なかでも、レオナルド・ダ・ヴィンチの「美しきフェロニエール」には魅せられました。
国立新美術館は建築物としても魅力があり、館内を歩くだけでワクワクします。次に訪れたときには、カフェで珈琲を飲みながら、美術館の空間をゆったり楽しみたいですね~
ルーヴル美術館展 ルネサンス
会場|国立新美術館 企画展示室1E
住所|〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
アクセス|地下鉄乃木坂駅直結、地下鉄六本木駅から徒歩5分
会期|2026年9月9日(水) – 12月13日(日)
休館日|毎週火曜日 ※ただし9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)、12月8日(火)は開館、11月4日(水)は休館
開館時間|10:00-18:00(毎週金・土曜日は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
公式サイト|ルーヴル美術館展 ルネサンス | 企画展 | 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
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